パッションフラワー

和名はチャボトケイソウ。まるで時計のような形をしていることから名づけられています。「パッション」は情熱ではなく、キリストの受難のこと。


神経系をリラックスさせ眠りを促す安眠のハーブです。

主に中枢神経の鎮静に効果が期待でき、交感神経に働きかけ、眠りと覚醒のリズムを整えてくれます。

中央アメリカのアステカ族が不眠症薬として使用していたことから、その効果が認められました。


優れた鎮静作用を持つことから、「天然の精神安定剤」とも呼ばれています。


また、目の周りの筋肉の緊張を和らげることから、眼精疲労にも効果が期待できます。


おすすめのブレンド

気持ちを落ち着かせたいとき、眠れない日が続くときに活用したいハーブ。

眼精疲労の緩和にも高い効果が期待できるお助けハーブです。

ラベンダー

就寝前に心身の緊張をほぐしてくれるラベンダーとのブレンドは、安眠のためのお茶としておすすめです。

ラベンダーの香りで頭の中からリラックスし、パッションフラワーで神経を鎮静させて穏やかな入眠を促します。

また、どちらも高血圧を改善する効果が期待されています。

アイブライト

眼精疲労や目の充血、ものもらいなど、目の周りの不調に効果が期待できるアイブライト。

目の周りの筋肉をほぐすパッションフラワーとのブレンドは、PCやスマホを多用する現代人には必須ともいえます。


さらにアントシアニン色素を含むマロウブルーをプラスすれば、目の不調や眼精疲労からくる頭痛、肩こりにも効果が期待できます。

オレンジフラワー

神経系の緩和に効果が期待できるオレンジフラワーとのブレンドは、ほっと休憩したいときにおすすめのリラックスティーです。

さらに、動悸を抑えたり精神的ストレスを和らげるリンデンをプラスするのもおすすめ。クセがなく素朴で、心が休まる優しいブレンドです。


学名:Passiflora incarnata

科名:トケイソウ科

有効成分:フラボノイド(アピゲニン)、フラボノイド配糖体(ビテキシン)、インドールアルカロイド(ハルマン、ハルモール)、青酸配糖体(ジノカルディン)

作用:(中枢系)鎮静、鎮痙、緩和

適応:精神不安、神経症、心身の緊張及びそれに伴う不眠、過敏性腸症候群、高血圧、頭痛、歯痛、月経痛

使用部位:地上部の全草

Cafe alterna

植物療法士/フィトセラピストが監修し、心や身体の不調に合わせたオリジナルブレンドを提供する、ハーブティー専門カフェ&ショップです。 頭痛や肩こり、ダイエット、生理トラブルなどの身体の不調や、イライラや不安、生理前の気分の落ち込みなどの心の不調、また継続して飲み続けることで体質改善につなげるブレンドをご用意しています。 (カフェ開業時期は未定)

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