ヒース
和名はギョウリュウモドキ。「ヒース」のほか、ヘザーやエリカとも呼ばれるハーブです。
豊富に含まれるアルブチンにはメラニンの生成を阻害する効果があり、シミやそばかす、ニキビの予防に効果が期待できます。
美白効果が期待できるのは主に外用で、ローションパックなどに使用するのがおすすめです。
ハーブティーとして内服した際には、泌尿器系の感染症に高い効果が期待できます。
利尿作用、殺菌作用があり、尿酸を排出することで痛風やリウマチ、腎臓機能不全の改善が期待できます。
小さなピンク色の可愛らしい花が咲き、ノルウェーの国花にも指定されています。
おすすめのブレンド
内用では泌尿器系のトラブルに高い効果が期待されます。
美白効果は主に外用で発揮されますが、他の美肌ハーブとのブレンドによりその効果をサポートする働きも期待できます。
ネトル
腎臓機能を助け尿酸を排出するヒースと、血液を浄化する働きが期待できるネトルとの組み合わせは、痛風やリウマチにお悩みの方におすすめです。
さらに炎症を抑えるフィーバーフューをプラスすれば、より早くより高い効果が期待できます。
マロウブルー
粘液質で体内の粘膜を保護する働きのマロウブルーは、腎臓機能の保護も期待できます。
さらに泌尿器系に働きかけるホーステールをプラスすれば、膀胱炎や尿道炎、男性の加齢に伴う悩みで多い前立腺肥大症などにも効果が期待できます。
ローズヒップ
「ビタミンCの爆弾」と呼ばれ、高い美肌効果が期待できるローズヒップには、メラニン色素の生成を抑え、コラーゲン生成を助ける働きがあります。
ヒースに含まれるアルブチンもまたメラニン色素を抑える効果があるため、ローズヒップとブレンドすることでより高い効果が期待できます。
学名:Erica vulgaris
科名:ツツジ科
有効成分:ヒロドキノン配糖体(アルブチン、メチルアルブチン)、フラボノイド、タンニン
作用:美白、消炎、抗菌、利尿、収れん
適応:膀胱炎、尿道炎などの泌尿器系感染症、リウマチ、関節炎、痛風、シミ・そばかすなどの色素沈着、ニキビケア
使用部位:花部
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