ローズ
ハーブの女王の名にふさわしい、幅広い効果効能を持つローズ。高い鎮静作用があり、香りによる心身のリラックス効果が期待できます。
女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、PMS(月経前症候群)のイライラや更年期障害の緩和に役立ちます。
ビタミンC、ポリフェノールを豊富に含み、シワを減らし弾力のある美しい肌へ導きます。
生理トラブルや美肌など、女性に嬉しい効果が目立つローズですが、整腸作用も非常に優れており、腸の働きを整えてくれます。
便秘のときはスムーズなお通じを促し、下痢のときは菌の繁殖や炎症を抑えて症状を緩和してくれます。
妊娠中の使用には注意が必要です。
おすすめのブレンド
幅広い効能を持つローズは、組み合わせるハーブによって身体に良い様々な効果を発揮してくれます。
ローズヒップ
「ビタミンCの爆弾」と呼ばれ高い美肌効果を持つローズヒップとのブレンドは、まさに美肌のための黄金ブレンド。
ローズの華やかな香りと、ローズヒップの優しい酸味がとても可愛らしい印象のブレンドティーです。
また、美肌だけでなく女性ホルモンを整える効果もある2種類のため、月経前から月経中、更年期にもおすすめです。
マロウブルー
粘液質のマロウブルーは粘膜を保護する働きがあり、口腔の炎症を抑える「美声のハーブ」。
同じく口腔や咽頭の炎症に効果が期待できるローズとの組み合わせは、咽頭痛の強い味方です。
鎮痛効果のカモミールや、西洋ではうがい薬として使われるエルダーフラワーなどをプラスするとさらに高い効果を感じられます。
レモンバーム
高い鎮静効果のレモンバームは、緊張性の腹痛にも効果が期待でき、ローズの整腸効果を合わせることでより痛みを鎮めることが期待できます。
また、レモンバームは神経の乱れを鎮静した後に気分を明るくする作用を持っています。
ローズの華やかな香りとともに明るい気持ちへ変化させてくれる、お守りのようなブレンドです。
学名:Rosa gallica
科名:バラ科
有効成分:精油(シトロネロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール)、タンニン、有機酸
作用:鎮静、緩和、収れん
適応:口腔の炎症、咽頭粘膜の炎症、便秘、下痢、不正出血、不安感や悲観の改善、神経過敏、修練、保湿、整肌
使用部位:花部
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